Bio
Time Intermedia所属。Sphinx-Users.jpの運営のひとり。ドキュメンテーションツールSphinxのコミッター、作図ツールblockdiagの作者を務める。他にも数多くのSphinx拡張(プラグイン)を開発している、ドキュメンテーションツールを主戦場とするOSS開発者。 著書:「Sphinxをはじめよう第2版(2017 オライリー・ジャパン刊)」。
My Talks
Markdown パーサのつくりかた
Markdownは多くの人に好まれるマークアップのひとつです。かんたんなメモの作成から技術書の執筆まで幅広く使われているほか、GitHubやQiitaなど数多くのサービスでも利用されています。
このトークでは、Python製Markdownパーサであるpycmarkについて紹介します。同時に、Markdownの規格のひとつであるCommonMarkついて理解を深めます。
Sphinx-2.0 とドキュメントの未来
SphinxはPythonの公式リファレンス用のツールとして生まれました。最初のリリースから10年が経過したいま、Sphinxは2.0のリリースに向けて開発が進められています。このトークでは、来年のリリースが予定されているSphinx2.0ではどこが変わり、何ができるようになるのかを紹介します。
また、Sphinx2.0以降で開発が予定されている機能など、将来像についてもお話します。
型アノテーションとの格闘 700日
近年、型ヒントが導入されたのを契機に Python における静的型付けが注目を集めています。Sphinxプロジェクトでは2016年10月に型アノテーションを付け始めました。
本トークでは、静的型付けを利用しはじめてからの約2年間で得られたことや苦労したことなどの経験を共有します。